ベース初心者がネットでベースを買うのはあり?ネットで買う際の注意点まとめ!
これからベースを始めようと思った方が、まず最初にするのがベースの購入かと思います。
ただ…
・欲しいべースが店舗にない…
・お店に行って選んでいる時間がない!
そんな時にネットでべースを買えたらすごく便利ですよね。
ただ、本やCDを買うのとは違い、実際に商品を見ないと音や弾き心地なんかはわかりません。
値段も高くて、個体差が激しい物を見ずに買うというのは不安ですよね。
そこで今回はべースの初心者がネットでべースを買うのはありか、また買う際の注意すべき点をまとめたいと思います。
ネットで買うのは全然アリ!
ネットでベースを購入するのは全然アリだと思います。
今では大手楽器屋さんのほとんどがオンラインショップをやっていて、全国から自分のほしいメーカーや好みの色のベースを選んで購入することが出来ます。
家でゆっくりと選ぶことができるので、そのベースについてしっかりと調べながら検討することができたり、各楽器店の中で値段の一番安いものを探したりもできます。
おまけに店舗にいく必要がないので、セール品などもいち早く情報を入手できるので、予算よりもだいぶ安く収まるかもしれませんね。
ネットでベースを買うときに注意することとは?
やはりネットで買うことの最大のデメリットは、実物が見れないことだと思います。
楽器にとって一番大事な音が確認できないのもそうですが、触った感じの弾きやすさや肩から掛けた時の重さだったり、実際の見た目の色は届いてみてから出ないとわかりません。
そのあたりは、店舗に行って同じ型のものか似たような型のベースを試奏させてもらうなどして決めるしかありません。
音に関しては、今はYoutubeなどで試奏している動画などがあるので、録音環境などでだいぶ音は変わりますが、購入する前に確認することで非常に参考になるでしょう。
状態は良く確認しよう!
ベースをネットで買う場合、公式のオンラインショップだろうがヤフオクやメルカリだろうが、本体の状態を確認するのは必須です。注意する点はいくつかありますので、順に紹介していきましょう。
1.新品か中古か
「ベースを買うなら絶対に新品!」というのであればここは必ず確認しましょう。キレイに写真に写っていても、実際は中古品ということもあります。
中古品でも状態が新品同様で良かったり、逆に新品よりも木の鳴りがよくなっていたりと、中古品は一概にも悪い訳ではないんですが、細かな傷があったり前の所有者好みに改造されていたりします。
必ず詳細を確認するようにしましょう。
わからなければ問い合わせるなど、入念にチェックしてください。
2.付属品の確認
ベース単体で買う場合は、ケースが付いているかの確認をしましょう。あとから買うとなるとまた出費しなければなりません。
初心者セットの場合は、何が付いてくるかを一つ一つ確認しておきましょう。最低限のものしか付いていないセットもあれば、これだけあれば何も困らないぐらい付けてくれているセットもあります。
できることなら一度にすべてそろったほうが無駄な出費をしなくて済みますね。
3.ネットでのそのベースが相場の価格と差がないか確認しよう!
そのメーカーの同じ型のものが実際はいくらで販売されているのかを、いろんなサイトで確認しましょう。
特にオークションサイトやフリマアプリで買うなら相場の確認は必須です。
店舗に買いに行くと、相場を調べてそれが安いかどうかをスマホで調べるのは時間がかかってしまい効率が悪いですが、家でネットで調べれば効率も良いですし、いくらでも悩んで吟味できます。
おまけに最安値を探すことができるので、出費の節約にもなるので良いですね。
また、相場よりも極端に安い場合は、何かしらの欠陥や修理歴などあったりします。そして、たまに本物によく似た偽物だったり、メーカー名が似てるだけの別物だったという場合もありえます。
値段の相場を確認することは、そういった買い間違いや購入後のトラブルを防ぐことにもつながりますので、必ず確認するようにしましょう。
べース本体の状態ですべき箇所とは?
次に紹介するのは、べース本体の状態で確認すべき箇所なのですが、新品を買う場合は基本的に正常な状態なはずです。
中古品の場合は特に要確認ですが、新品を買う場合もこれらは知っておいたほうが今後役に立つと思います。
ネックは反っていないか?
べースの左手で持つ(右利きの場合)細長い部分ですね。
べースは音を出すために細長い弦と呼ばれるものをべースの先端からボディの下まで張ります。
その弦を弾いて音を出すのですが、弦の張力により木で出来たネックは、放置されたべースやメンテナンスが甘いと反り出してしまいます。
ネックが反ってしまうと、正しい音程が出せなくなったり、弾きにくくなったりしてしまいますので、ここが反っていないか確認するとよいでしょう。
フレットは残っているか?
ネックに不等間隔で打たれた金属の部分です。これがあることによって、正しい音程で音を出すことができます。
フレットも弾いているとだんだんと擦り減っていきます。
そう簡単に減るものではありませんが、使用頻度や年数によってはひどく擦り減ったものがあります。
タイヤの溝みたいなもので、できればある状態が望ましいです。
最悪フレットを打ち直すこともできますが、だいたい3万円くらいかかるので、ここもできれば確認するようにしましょう。
音にガリやノイズがあったりはしないか?
ガリとは、ボリュームやトーン(べースのボディについているツマミのような箇所)を回した時に、ガリガリッっと音が鳴ったりすることです。
これは実際に音を出してみないと何とも言えませんが、そこまで大きな故障というわけではありません。よくある現象です。
問題はノイズ(雑音)の方です。
中身の配線や部品に異常があることは明らかですし、ライブで使用するのであればノイズが入ることで演奏にも支障が出ます。
放っておいても治ることはまずありません。最悪なのは演奏している時に音がでなくなることだってあります。
このノイズがあるかないかは必ず確認してください。
たとえ新品だろうと、もし購入後にノイズがあり、詳細に商品の記載が無い場合は明らかに欠陥品ですので、購入先に返品や修理をお願いするべきでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
最後に確認すべき点をまとめたいと思います。
ネットでべースを買う前に確認することすること
1.新品か中古か
2.付属品には何がつくのか
3.買おうとしているべースは相場に対して安いのか高いのか
4.ネックは反っていないか
5.フレットは残っているか
6.音にガリやノイズがあったりしないか
少し多いような気もしますが、せっかく高いお金を払って買うものですし、今後長いお付き合いになる物ですので、確認は怠らないようにしましょう。
実際に物が見れないので、ネットで買うのは若干の不安があるかもしれませんが、最近ではサポートや保証が充実しているオンラインショップが多いです。
初めてネットで買う場合は石橋楽器店やイケベ楽器のような大手の楽器屋さんで購入するのが良いと思います。
これを読んでるあなたが、少しでも楽しいべースライフが送れることを心から願っております!