嫌いな人とは、都合の悪い人?もう一度、身の回りの人間関係を見直してみよう
あなたの自分の身の回りに、嫌いな人はいますか?職場の同僚や上司だったり、学校でクラスや授業で一緒になる人…
現代社会で生活する上で、苦手な人だったり嫌いな人がいるのは仕方の無いことだと思います。その人と距離を置ければ一番なのですが、実際は距離を置けないパターンがほとんどでしょう。
ただ、その「嫌い」という感情はなぜ表れたのでしょう?
価値観が合わないから?
嫌なことをされたから?
実はその人のことが「嫌い」ではなく、都合の悪い人なだけではありませんか?
今回は、嫌いな人のことで悩んでいる方に少しでも助けになるような、僕が実践している人間関係に関しての考え方について書いていこうと思います。
あなたの周りに嫌いな人はいますか?
十人十色という言葉があるように、10人集まれば10通りの性格や価値観が存在します。そのすべてを受け入れたり理解するというのはなかなか難しいので、どうしても人は人に対して好き嫌いの感情を持ってしまいます。すべての人が同じような性格だったら好き嫌いしないのでしょうが、ありえないですし恋愛や結婚などもきっと淡白なものになってしまいます。そうなってしまってはつまらないですよね(笑)
なので、嫌いな人というのはどうしても出てきてしまうと考えていいでしょう。ただ、なぜ「嫌い」なのでしょう。性格が合わないのであれば仕方が無いのですが、考え方によっては実はそれは「嫌い」ではないかもしれません。
その「嫌い」は、自分にとって都合の悪いだけだったりしませんか?
学校で会う人であれば、勉強や休み時間に自分の邪魔をしてきたり…
仕事で会う人であれば、理不尽な注意をしてきたりその人が仕事が出来ないことによって自分の負担が増えてしまったり…
嫌う理由は探せばいくらでもでてくるでしょう。だった「嫌い」なのですから。ただその嫌いな理由というのは、嫌いと思ってしまう場所を離れれば解決される理由だったりしませんか?
違う出会い方をしていれば、仲良くなれたかもしれない
仕事ではなくプライベートで会っていれば、実は気の合う性格だったかもしれません。価値観も近く自分と同じ趣味を持っていたかもしれません。
学校の外で会えば、実は同じような家庭環境で話しやすく遊びやすい相手だったと気付けるかもしれません。
僕は目の前に嫌いな人が現れた時に、「本当に嫌いなのか、自分にとって都合が悪いだけではないのか」と自分に問いかけるようにしています。一時の感情で、生涯に渡って分かり合える親友になりえるかもしれない可能性があるからです。
マイナスの感情をコントロールするのは難しいですが、長期休みの時など長い期間、その人と会うことが無い環境でその人のことを考えてみると、悩んでいたことが意外とすんなり解決されるかもしれません。
最後に
誰かを好きになるのは難しいですが、嫌いになるのは簡単だと思います。ただ嫌いになるのが癖になってしまって、自分にとって大切な人になりうる存在を間違って遠ざけてしまわぬようにしてください。
人は生きている限り他人との関わりを絶つことができません。その中で、少しでも人間関係が円滑になるよう努力していきたいですね。
ではでは!