やる気が出なくて落ち込んでいる人に伝えたいその原因と対策
人には「やらなくてはいけないこと」が沢山あると思います。
楽しいことややりたいことばっかりだったら良いのですが、やる気が出なくてついつい後回しにしてしまいがちですよね。
気づけば期限ギリギリに…なんてことはありませんか?
僕はよくあります。(笑)
やる気とは一体なんなのでしょうか?
今回はそのやる気について書いていきたいと思います。
どうしてもやる気が出ない
・来客があるので家を片付けなければいけない
・会議の資料をまとめないといけない。
・テストが近いのでその為の勉強をしなければいけない。
書いているだけで面倒というのが伝わってくる文章ですね…
ただ、これらは人生で誰もが経験する出来事なのではないでしょうか。
早め早めに取り掛かってしまえばいいのに、やる気が出ないことを理由にいつまでたってもやらずに残ったままにしてしまいませんか?
夏休みの宿題も毎日やれば終わる量なはずなのに、夏休み終了の1日前なんかは溜まりに溜まった宿題と格闘していたという人も多いのではないでしょうか。
僕もその一人なのですが、どうして人はやる気がでないのでしょうか。
なぜやる気がでなくなるのか?
やる気がでない原因の一つには、人間にはホメオスタシスという機能があり、それが人が行動する時に出るやる気を無くさせてる時があります。
恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(希: ὅμοιοστάσις、英: homeostasis)とは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。出典: 引用 – Wikipedia
体が熱くなれば汗をかいて冷やそうとしますし、逆に寒ければ体を震えさせて温めようとする働きです。
傷口も血が出てカサブタになったりするように、人間だけでない動物の生命維持には非常に重要な作用なんです。
ただし、人間の場合それは体だけでなく心の面にも作用します。
何か事を起こそうとしてやる気がでてヒートアップしても、数日後には気持ちが萎えてまたいつも通りの自分にもどってしまっていたりすることってありませんか?
他にも様々な要因はあるとは思いますが、朝起きて急にやる気がなくなってしまった時はホメオスタシスが働いていると言っていいでしょう。
だからすぐにやる気がでなくなってしまっても、自分を責めたり落ち込むことはありません。
生命の維持には絶対に必要な機能の一つが働いているだけなのです。
心は平常にただ淡々と作業する。
やる気を出すとやる気がなくなってしまうのであれば、気持ちを込めず淡々とに作業をするとよいと思います。
その作業をするやる気がでないのであれば、
という癖をつけることをオススメします。
毎日行っている学校や仕事は、やる気が出てから登校したり会社に出勤したりしていますか?
なんとなく行かなければ行けないから行って、勉強や作業を自然と始めていませんか?
人はやる気がでてから行動するよりも、行動し始めてからやる気がでるようです。
例えば、今日中に原稿を書かないといけないのに何もやる気がしないとします。そういうときは、とにかくパソコンに向かって文章を書き始める。そうすると側坐核に刺激が与えられ、やる気が出てき、気づいたら集中していた…なんてことになります。
心理学用語では「作業興奮」といいますが、嫌々ながらやっているうちに夢中になるものなんです。つまり、やる気を生み出す方法は、まず努力してみること。
出典:#095 脳の働きをもっと広げてみる ―やる気を起こす方法は簡単だ!? – 池谷 裕二 さん(東京大学大学院薬学系研究科文部教官) | mammo.tv
なにか新しい事を始めようと思った時に、気持ちを込めず作業するというのはなかなか難しいものです。
なので、作業する机にとりあえず座ったり、手帳やノートをとりあえず広げてみるというのを試してみてはいかがでしょうか。
ちょっとだけやってみようと思って始めたことが、いつのまにか自分で決めたノルマを達成できるくらい作業に没頭してしまうかもしれませんね。
まとめ
やる気がでないといっても、色んな理由があります。
他にやりたいことがあったり、分からないことばかりで時間がかかる事が目に見えていたり、単純に嫌な作業だったり…
ただ、それでもやらなければならない事というのは誰しもが抱える問題です。
今後のためにも、やる気がでないけどとりあえず始めてみるというのを意識して行動に移してみてはどうでしょうか。
ではでは!