セキセイインコの寿命は何年?長生きさせるために飼い主ができること
犬や猫の寿命は、犬種や大きさなどで大きく変わってきますが、セキセイインコの寿命は何年と言われてるのでしょうか?
飼ってる環境などで大きく前後しますが7年〜10年と言われています。
個体差や環境でこれより早く亡くなってしまう子もいれば、12年近く生きたという例もあります。
今回はセキセイインコの寿命と長生きさせるために飼い主が確認するべきことを書いていきます。
セキセイインコの寿命は7〜10年といわれている
セキセイインコの寿命はだいたい7~10年前後と言われています。
ハムスターと比べると長いですが、犬や猫と比べるとやはり短命に感じてしまいますね。
もちろんそれより早くに亡くなってしまう子もいます。
ただし長く生きる子は、12年以上も生きる場合もあるようです。
ちなみにギネス記録は29歳だそうです。すごいですね!
セキセイインコが長生きするために普段から確認するべきこと
寿命というのは、どれだけ大切に育てていても簡単にどうこうできるものではありません。
ですが普段から体調や環境に気を使ってあげることで、突然の病気や大怪我などで亡くなってしまう原因をある程度防げる場合があります。
大切な愛鳥を少しでも長生きできるように、飼い主が普段からチェックするべき項目を書いていきます。
糞の状態に異変がないか
セキセイインコの体調が悪いと、糞がいつもと違う状態になる場合があります。
通常は緑っぽい糞をします。
ですが体調が悪いと、餌が消化できていない状態だったり、水分を多く含んだ糞をします。
異常が出たらすぐに病院へ…というわけではありませんが、1日〜2日しても治らない場合は体調になんらかの異常がある可能性があります。
動物病院で診てもらうようにしましょう。
飼育する環境はセキセイインコにとって最適か
セキセイインコを飼うのに、ゲージの大きさには気をつけましょう。
空を飛ぶ生き物なので、羽ばたくことができるくらいの大きさでないとストレスが溜まってしまいます。
自由に飛び回れるくらい大きなゲージ…は厳しいかもしれませんが、ある程度大きなサイズのゲージを用意してあげましょう。
大きなゲージを用意できないのであれば、こまめに放鳥してあげるのも良いかもしれません。
あと、室温にも十分に気をつけましょう。
セキセイインコは本来、暑い国に生息する生き物です。
夏の暑さには耐えられますが、日本の冬の寒さはインコにとっては寒すぎます。
室温は20〜30°くらいが適温なのですが、冬に暖房などをつけないと室温は(特に夜中は)、確実に20°を下回るはずです。
多少電気代はかかりますが、エアコンを夜中につけっぱなしにするなどして、室温を保ちましょう。
(おかげで我が家は、冬場の電気代が1.5倍くらいになります笑)
電気代を安く済ませたいなら、ペット用のヒーターを使う方法もあります。
ただし温めすぎには注意しましょう。後ほど紹介しますが、温めすぎると過度に発情してしまう可能性があります。
いつもより痩せ細ってたり、膨らんでたりしないか
いつもより見た目が細かったり、ふっくらしてる場合はセキセイインコの体調がよくない可能性があります。
普段から見た目にも気を配り、いつもと状態が違わないかを確認しましょう。
セキセイインコは、自分が体調が悪いことを隠そうとする習性があります。
天敵に不調なのを悟られないようにする行為です。
ぱっと見では体調の変化には気づけないことが多いので、飼い主は普段からセキセイインコの状態をしっかりと観察してあげる必要がありますね。
1日の生活リズムは一定にしましょう
セキセイインコはストレスを感じやすい動物です。
生活リズムが毎日変わると、それだけでストレスを感じてしまいます。
出来るだけ、一日の生活リズムは一定にしてあげましょう。
・朝起きて部屋を明るくする時間・エサをあげる時間
・放鳥する時間
・部屋を暗くする時間(寝る時間)
これらを毎日決まった時間にすることで、ストレスを軽減することができます。
一人で飼っていたり旅行や出張などで毎日はできないかもしれませんが、長く生きて欲しければ出来る限り努力してあげましょう。
発情のさせすぎには注意しましょう
愛鳥を手に乗せたり、撫でてみたりキスしてみたり…
かわいいから毎日のようにやってしまうのはわかりますが、あまりに構いすぎると最終的にセキセイインコの体調に影響がでてきます。
セキセイインコはオスメス関係なく、親しい人によく発情します。
発情するとメスなら無精卵を産み、オスなら吐き戻しをします。
発情をさせすぎてしまった場合、メスは卵詰まり、オスは吐き戻しのしすぎでそのう症になる可能性があります。
発情すること自体は問題なのですが、過度な発情はさせないようにしましょう。
体調を管理して、長く一緒に生きよう
飼い主がどれだけがんばっても、不意の事故や病気に見舞われることもあるでしょう。
寿命とは誰かが決めるものではないので、長く一緒にいたいと思っても叶わない時もあります。
ただ、毎日気を使うことで防げる事故や病気があるのも事実です。
せっかくのご縁で家に来てくれた愛鳥を、出来る限り大事にしてあげましょう。
きっと愛鳥もこれに答えてくれるはずですよ!
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