労働者の仕事を作るためなら既得権益を必死で守るのも仕方ないのかもしれない

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いきなりで申し訳ないですが、日本は既得権益を守るのに必死な方々ばかりです。

銀行ではんこが不要になる動きがあるとニュースになった直後に、「印章制度・文化を守る議員連盟」が創立されました。

これに対してさまざまな反応が…

僕も正直、誰かが一方的に得をしてしまう政治や会社のやり方はあまり良いとは思っていません。

できることなら一部の人たちだけが恩恵を独占する仕組みはなくなってほしいです。

ただ、「そこで働く人たちの仕事を守るためにやっていること」ならば仕方ないのかな、と考えてしまいます。

都合よく考えすぎかもしれませんが、すべてが自分たちの私利私欲で動いてるのではなく、誰かのために動いてると信じたいですね。




利権を独占するやり方は良くないが、そこで働く人たちのためならば仕方がない?

冒頭のハンコに関して言えば…

もしハンコがいらない世の中になったら、ハンコを作っている人の仕事がなくなります。

同様に、倉庫作業がすべて自動化したり車がすべて自動運転に切り替わったら、そこで働く従業員やドライバーの仕事がなくなります。

スーパーやコンビニもレジ打ちがすべて機械に変わったら、店番がほぼいらなくなります。

すでにアメリカのシアトルで、レジで会計をすることなく買い物ができる「Amazon go」というサービスが始まっています。

もし、世の中のほとんどの仕事が自動化してしまったら…

もちろん、必要な仕事は残るでしょうし、クリエイティブな仕事に専念できるのは素晴らしいことです。

ですが、特別なスキルを持たない人だっています。そういった方たちはただ職をなくして生活保護を受けるか飢え死にするしかないのでしょうか?

そう考えると、その人たちの「仕事」を守る意味で、権益を守るのはアリなのかなーとかんがえてしまうのです。




日本には既得権益を守る人たちが大勢いる

一見すると、日本の文化を大事にしているように見えて実は利権を守りたいだけって話はよく聞きます。

悲しいことに、音楽業界もかなり既得権益ばっかりです。

貧富の差が日本はどんどん広がっている原因は、こういったところにあるのかもしれませんね。

無駄なことはどんどん淘汰されていくべき

もちろん、無駄な事はどんどん省いて効率化すべきでしょう。

1枚の書類を完成させるためにどれだけの人にハンコを貰わなくちゃいけないか、そのせいでどれだけの時間をロスしているか…

ハンコがなくなれば、会社内のスタンプラリーなんてしなくて済むわけですからね。

キャッシュレス化が進めば、銀行のATMに年間2兆円もかけなくて済みます。

だけど、省いてしまうとその分の仕事がなくなるのも事実です。

本当に守らなきゃいけないものって、何なのでしょうね…?




「仕事」とは何か?「利権」とは何か?それは守る価値のあるもの?

既得権益を守ろうとする方々は、一体なにをそんなに必死で守るかは実際のところわかりません。

もし、雇っている従業員のためや家族のためだとしたら一概には責めきれないなと感じてしまいました。

自分も同じ立場で、守らなきゃいけない存在ができたら、多少は憎まれようとも同じ行動をするでしょう。

自分が少し悪者になるだけで、大勢の人の生活を守れるのだから。

そう考えると、難しい問題ですね。

ただ…単純に私腹を肥やすための利権なら…是非とも根絶してほしいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!