ベースのスラップを練習するのにおすすめの曲10選!邦楽や洋楽、アニソンまで幅広く紹介します!
ベースの演奏方法といえば、指弾きでしょうか?ピック弾きでしょうか?
やはりベースといえばスラップでしょ!という方も多いはず。
スラップがやりたくてベースをはじめた方もいるでしょう。
ですが…
・弾きたい曲があるけれど、スラップが難しくて1曲通して弾けない…
こういった悩みを解決するために、今回はスラップ奏法を練習するのに最適な曲を紹介していきます!
そもそもスラップ奏法とは?
まずはじめに、スラップ奏法とはどんな演奏方法なのかを書いておきます。
そんなの知っているよ!って方は飛ばしてください。
スラップ奏法(スラップそうほう)は、ベースの演奏方法のひとつ。スラッピング(英: slapping)、チョッパーとも言う。「Slap」とは英語で「(平手で)打つ」という意味の動詞である。 引用ーwikipedia|スラップ奏法
親指で弦を叩き、人差し指(もしくは中指)で弦を引っ張って弾く演奏法です。
指弾きやピック弾きよりもパーカッシブに演奏でき、バッキングだけでなくベースソロとしても使えます。
ベースの花形的な奏法とも言えるでしょう。
エレキベースで最初にスラップ奏法をやりだしたのはラリー・グラハム氏といわれていますが、諸説あるらしく実際のところはわかっていません。
折角なんでスラップ奏法の生みの親とされるラリー・グラハム氏の動画を置いておきます。
それがこちら。
そう、彼は歌うんです!
ドラム不在のバンドで試行錯誤して編み出したのがこの奏法なのですが、歌いながらこのグルーヴはすごいですよね…(笑)

あっちん
日本ではスラップ奏法のことを「チョッパー」とも呼びます。
wikiだと「特定の年齢層」となってますが…今でも普通に使われますので、覚えておいておくと良いでしょう。
スラップを練習するのにおすすめの曲10選!
それでは、スラップを練習するのにおすすめの曲を紹介していきます!
ここでポイントなんですが、1曲通して弾けるようになるのが難しい場合は…
「1フレーズだけでも弾けるようになる」
を繰り返していくと良いでしょう。
同じフレーズを何度も練習することで余裕が生まれ、上達が早くなります。
少しずつ新しいフレーズに挑戦していくことで、最終的には1曲通して弾けるようになりますよ!
それではいってみましょう!
Can’t stop/Red Hot Chilli Peppers
まずはレッチリの「Can’t Stop」です。
Aメロで出てくるベースは、まさにお手本のようなフレーズですね。
シンプルなのにカッコいいのが良いです。
スラップを練習しはじめるのにはぴったりな曲だと思います!

あっちん
レッチリはこの曲意外にも、「Higher Ground」なんかがスラップを練習するのに良いですよ!
俺の空/山下達郎
山下達郎の「俺の空」です。
スラップをコピーするのは割りと簡単な部類の曲です。
ドラムやシンセとの絡みがしっかり考えられている曲なので、バンドでのスラップベースの立ち位置を勉強するのにも良い楽曲です。
初心者が一番最初にコピーするのに是非オススメしたい曲です。

あっちん
ギミギミック/RADWIMPS
RADWIMPSの「ギミギミック」です。
ラッドの曲で、「おしゃかしゃま」がよくおすすめされているのですが、難易度的にもこちらの曲から練習したほうが良いでしょう。
指弾きとスラップを即座に切り替えなきゃいけないのが難しいですが、習得すべき要素がたくさんなので、チャレンジしてみてください!

あっちん
もってけ!セーラーふく/らき☆すたOP
アニソンかよ…と思うかもしれませんが、歌いだしからのリフだけでも練習する価値ありです!
この曲を練習することで、右手と左手を鍛えられます。
テンポの速い曲でも対応できるようになるので、アニソンだからといって敬遠せずちょっと弾いてみてください!楽しくなりますよ!

あっちん
アニソンのスラップ入りの曲はこちらでも紹介しています!
【ベース】スラップ入りのカッコいいアニソン8選!【名曲・神曲】
Pow/Graham Central Station
Graham Central Stationの「Pow」です。
冒頭でも紹介したラリー・グラハム氏の曲ですね!
こちらもスピード感のあるリフを繰り返す感じのスラップになります。
弾きながら歌う練習までする必要はないですが、弾いててノリノリになってしまうので歌ってしまう気持ちも分かる気がします(笑)

あっちん
ぶっ生き返す!!/マキシマムザホルモン
マキシマムザホルモンの「ぶっ生き返す!!」です。
ホルモンのベーシストの上ちゃんは、レッチリのフリーに多大な影響を受けています。
スラップのスタイルや上半身裸でプレイする感じが日本版フリーといった感じです。
ですが、演奏はかなりロック寄りな曲が多く、練習のためにコピーする価値はめちゃくちゃあります。

あっちん
She’s A Super Lady/Luther Vandross
Luther Vandrossの「She’s A Super Lady」です。
もうスラップベースがメインと言っても過言ではない曲ですね。
この曲のベーシストはあのマーカスミラーです。
僕がスラップを得意とするベーシストの中でもっとも好きなのが彼なのですが、かなり若い時の演奏なのでかなりゴリゴリな感じが良いですね!
細かいこというとめちゃくちゃ難しい曲なのですが、真似をするだけなら簡単にできるので是非チャレンジしてみてください!

あっちん
Power/Marcus Miller
マーカスミラーの「Power」です。
ベース一本で成り立ってしまう曲です。カッコいいですね!
今まで紹介した曲とは違い、単音ではなく2~3本弦を同時に鳴らして奏法しなくてはいけません。
親指も叩くだけでなくピック弾きのようにストロークで弾かなくてはいけなかったり、相当難しいです。
ですが、ソロも「まさにマーカス!」といったフレーズがいっぱいで聞いてて最高に気持ちいいですね!
難易度がかなりあがりますが、これができるとスラップ上級者といえるでしょう!

あっちん
下の教則本に、この曲と次で紹介するRun For CoverもTAB譜が載ってます。
Run for cover/Marcus Miller
同じくマーカスミラーの「Run For Cover」です。
マーカスの代表曲ともいえる曲ですね。最高です。
いろんなプロのベーシストが、「全ベーシストのベストアルバムを作るならこの曲は必ず入る」といっても良いでしょう。
音源や動画によって毎回ソロが違いますが、なんにせよスラップの曲でも難易度は最高レベルです。
これができればおそらくどんな曲にも対応できるでしょう。

あっちん
【変態は】なぜベーシストは上半身裸でプレイするのか?【褒め言葉】
10.Mr.Pink/Level 42
最後はLevel 42の「Mr.Pink」です。
これは練習曲というより参考曲ですね。
もはや見てて意味の分からないレベルです。
ここまでの超絶テクニックを正確に、しかもキレイにならせるマーク・キングはすごすぎです。
スラップを極めればこんなことまでできるんだ~っていう参考程度に見てくれれば幸いです。
最後に
いかがでしたか?
1曲でも、練習してみようかなって曲があれば嬉しいです。
1番良いのは自分がやりたいと思う曲を練習することです。
その曲が上手く弾けない時に、今回紹介した曲でスラップを練習してから、もう1度弾きたい曲にチャレンジするのが良いと思います。
完璧を目指すと果てしない道のりになりますで、形だけでもコピーしてみると新しい発見や上達があって楽しいですよ!
あなたのベースライフが、少しでも充実することを願ってます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!