ヘッドライトの色が急に変わった?HIDバルブを自分で交換するやり方【アコードワゴンCF-7系】
急にヘッドライトの色が変わった経験はありますか?
それはHIDバルブ(ヘッドライトの電球の名称)の寿命を意味します。しばらくすると、完全に消えてつかなくなってしまいます。
ディーラーやカーショップに持っていけば交換してもらえるのですが、片方変えるだけでも結構な費用になります。そこで今回は、そのバルブ交換を自分でやる方法をご紹介したいと思います。
ヘッドライトの色が変わるのはバルブの寿命!
このように、運転席側のライトが若干オレンジっぽくなっているのがわかりますか?このようにヘッドライトの色が変わるのは、もうすぐライトの寿命がくる前兆になります。
お店に頼むとかなり費用がかかる
ライト脱着が必要な場合、工賃だけで6000円前後プラスになります・・・
しかも量販店で売っているHIDバルブは10,000~15,000円くらいします。
ネットだと3000円から5000円程度で買える(僕の車の場合は2,000円)ので、自分で変えられるならば自分でやってしまったほうが確実に安くあがります。
交換に必要なものは2つ!
HIDバルブ球
まずはライトの球ですね。今回ヘッドライトの球を変える、『アコードワゴン CF-7』は『D2R』という型式のHIDバルブを使用しています。
6000Kという数字は、色温度というのを表しており、この数字の違いによって色が若干違ったり、明るさが変わってきたりします。
基本的には前回ついていたものと同じ数字のものを付けることをおすすめします。
POINTより明るい色にしたり、自分好みにカスタムしても楽しいですが、車検に通らない色もあるので注意が必要です。
調べ方はあとでも書きますが、公式サイトで調べるのが楽です。
こちらのサイトに調べ方が詳しく書いてくれています!ありがたや!
トルクスT20
車によっては(軽自動車なんかは)工具は必要ないんですが、アコードワゴンCF-7は、HIDバルブがある裏蓋についているネジを外すのにこれが必要になってきます。(型式によってはいらないのかな?)
こちらの工具セットが便利です。安いし、これ一つで何でも応用が効きます。僕はオレンジ色のを買いましたが、今は黄色しかないのかな?
交換する前に…
手袋をしましょう。エンジンルームは狭く、手を入れているうちにほかの部品に触れてしまい怪我をしてしまう可能性があります。
あとバルブ管に手の油や汚れがついてしまったりすると、ライトの光が綺麗につかなかったり水分が蒸発してライトが曇ってしまいます。素手で触ることによって割れやすかったりもするので、できれば作業用の手袋をして交換をすることをオススメします。
交換の流れ
今回は運転席側での流れになります。できれば両方同時に変えるのが良いんですが、少し前に助手席側だけ変えてしまったので、節約のために片方だけ交換します。
エンジンルームのバルブのある位置を確認
まずば、交換するべきライトの球がある場所を確認します。
このあたりです。
エアークリーナーダクトがありますが、引っこ抜くだけで簡単に外せます。
スポッと! 車の部品がこんな簡単に抜けて良いものなのだろうか…w
この蓋の中に、ヘッドライトのHIDバルブ球があります。
作業に邪魔なカプラを外す
交換の際に裏蓋を外すのですが、この子が邪魔になるので外します。
こちらも簡単に外せます。引っこ抜いたら、邪魔にならないようコードを避けておきましょう。
POINTコードが切れてしまわないように、無理やり引っ張るのはやめよう!
工具を使って裏蓋(カバー)を外す
カプラを外したら裏蓋を外す作業です。
先ほどのカプラが刺さってたところに…
専用のネジがあります。(画像がぶれててすいません…)
このネジを外すのに必要なのが、先ほど紹介したT20のトルクスが必要になります。
先っちょはこんな形状になります。
差し込んで、ネジを外す方向に回します。
ネジが外れたら、画像の方向に蓋を回して外します。
ソケットを外す
このソケットを画像のように回して外せば、HIDバルブがあります。
POINT手前に押し込みながら回すと外しやすいです。
ようやく、HIDバルブの球が見えましたね。
金具を外し、元々付いているバルブを取り外す
ソケットを外したら、最後にバルブを固定してある金具を外します。
バルブの下に金具の引っ掛けがあるので、画像の向きに押し込みながらずらします。
するとついに、HIDバルブ球が取り外せます。ちなみに…
バルブの根元に、バルブの形状と色温度が書いてあります。調べてもわからない場合は、交換する車のバルブを外してみて直接確認してもよいかもしれませんね。
新しいHIDバルブを付ける
HIDバルブは下に白い棒のようなものがついています。この棒がついている方を下にして、元々ついていた場所に差し込みます。
外した順番とは逆の順で取り付けていく
あとは、今まで外してきた順序とは逆に取り付けいてくだけです。
前についていたバルブを取り外した後は、新しいバルブを取り付けていくだけなのですが、そのまえに、先にソケットに新品のバルブを取り付けてライトをつけて2~3分放置してみましょう。これを空焚きといいます。
ヘッドライトが内側で曇るのを防ぐことができますし、空焚きすることによって初期不良の確認も行えます。
が… 僕は面倒なのでやりませんでした笑
取り付け完了!果たしてライトつくでしょうか…?
取り付けが終わったら、実際にライトがつくかどうか試してみましょう。今回は、わかりやすく写真をとるために交換した夜に撮影してます。
ぴきーん!つきましたね!嬉しい瞬間ですね!
ちなみに助手席側はこちら
助手席側のHIDバルブも交換する場合は、運転席側とは反対側にあります。
コネクターを外すのは一緒ですが、こっちはウォッシャー液を入れるパイプが邪魔になるので、こちらも引っこ抜いてから作業しましょう。
ヘッドライトのHIDバルブの交換は自分でできる!
いかがでしたか?普通なら結構なお金がかかってしまうヘッドライトの球の交換も、自分でやればとても安価に済ませることができます。
慣れてしまえば30分かからずできます。お店に行く手間もお金も節約できるのでとても良いですね!
最後に交換する際に必要なものを貼っておきます。
この機会に是非みなさんもチャレンジしてみてくださいね!ではでは!